コートやジャケットの衿の部分の布や裏地が汚れてしまったことはありませんか?
私はコートを着たまま満員電車に乗ることがよくあるので、どうしても汗だくになって、衿部分を汚してしまいます。
以前、コートの裏地が汚くなった時に、裏地を取り換えましたが、今回は汚れを刺繍糸で隠すことにしました。
完璧に隠すわけではありませんが、自分が気にならない程度にはなりました。
クリーニングが嫌いな人や避けている人には参考になるかもしれないので、記事をアップしようと思います。
やり方
ダーニング前
白い裏地の首の部分が黄ばんでしまい、クリーニングに出しても、家で洗っても汚れは落ちませんでした。
ダーニング後
金と銀の糸でステッチしています。キラキラした糸のステッチで黄ばみが少し目立ちにくくなりました。
やり方は簡単!
ただ単に波縫いと返し縫をするだけ! です。
汚れが目立つところは、密に。
そうでもないところは、粗く。
手縫いだから、適当でいいと割り切って、さくさく進めます。
ちょっと曲がっている方が可愛いし~
刺繍糸
オリンパス 手芸用ラメ糸 (カラー:LA-1・LA-2)
金と銀はどんな色にも合うから、とても重宝すると思います。
持っていると便利かもしれません。
愛用している白いブラウスに穴があいてしまったのですが、銀の糸でダーニングしてもいいかなと思い始めました。
刺繍習っていた時に買った糸。
こんな時に役立つとは!捨てなくて良かった~
コートの裏地が汚れたら
裏地を取り替える
これが出来れば一番いいと思います。
どこかお直し屋さんに出せば簡単ですが、結構高く付きます。
よほど良いコートなら、少々高くついてもお直し屋さんにお願いしてもいいと思いますが、安く買ったコートなら、お直しするよりも新しいコートを買った方が安く済むかもしれません。
また、自分で作ったコートなら型紙が存在するはずですが、既製品だと自分で型紙を作らなければなりません。
付いていた裏地をキレイにはがし、型紙を取り、新しい裏地を縫いあげて、表地に付ける。
シンプルに考えて、時間と手間をかければ、出来ないこともありませんが、少し大変かもしれません。
ただ、デザインがシンプルだったら、パーツも少なくて済むので意外と出来ますよ!
ちなみに以前裏地の交換をしてみましたが、少し時間がかかりましたが、シンプルなデザインのため、結構きれいに交換できました。
汚れをダーニング(刺繍)して隠す
これは100%隠すというとこじゃなくて、刺繍糸でダーニングして、汚れを目立たなくするという事です。
カモフラージュするという事ですね。
センスがあれば、ダーニングでアクセントを付けたりして、味のあるものに仕上げることも出来るでしょう。
私は技術とセンスがないもので、普通の直線縫いしか出来ませんでしたが、ダーニングで有名な野口光さんのように色んなステッチでダーニングすれば、オシャレな裏地のコートになるでしょう。
野口さんのダーニング、めちゃめちゃ可愛いから見てみて!
本もたくさん出てるよ!
コートを作る時は裏地の色に気を付けよう
自分で買っておいてなんですが、
首があたるところの裏地を白にするってどうなんだろ…?
ってずっと疑問に思ってます。
表が紺で裏が白なんてなかなかないから、なんかかわいい!って買ってしまったけれど、
裏なんて着てしまったら、見えないから白じゃなくていい。
コートの裏地は汚れが目立たない色がいい!
長く心地よく楽しく着られるのが一番です。
コートを作る時は、気を付けようね~
買う時も裏地にはお気をつけて!
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