洋裁趣味歴20年、他にもっと活動的な趣味が欲しいなぁと思ったりもしますが、
今となっては、ずっと洋裁を続けてきて本当に良かったです。
洋裁を始めたい・始めたばかりという初心者の方に向けて、必要な物や事を紹介しようと思います。
洋服が作れるってほんとに楽しいよ!!
必要な物
道具
ミシン
やはり、洋服を縫うには、ミシンが必要だと思います。
もちろん手縫いで縫う事もできますが、強度の事を考えると、ミシンの利用をオススメします。
今は色んな種類の高機能のミシンが出ています。
私はミシンをもう20年以上買い替えていないので、今のミシンの性能の良さは実感出来ていませんが、
安物買いの銭失いとならないように、メンテナンスまできちんと対応してくれる大手メーカーの物を選ぶのがいいと思います。
ちなみに、私はJUKIの職業用ミシン・babylockのロックミシンを使っています。
大人になるまでは、母親のBROTHERの家庭用ミシンを使っていました。
JUKIのミシンは一度調子が悪かった時に、JUKIさんに送って見てもらいましたよ!
ミシンについては、こちらの記事でも詳しく書いています。
アイロン
アイロンも必ず用意しましょう。
キレイに仕上げるには、工程ごとのアイロンが大切です。
私はメーカーには特にこだわっていません。
裁断前の布にアイロンを掛ける時の長時間使用では、コードレスだと温度が持続しない気がするので、コード付きの物を使っています。
ちなみにT-falの中級品を使ってるね。可もなく不可もなく。
うーん、不満無しかな!
あと、アイロン台はあった方がいいです。
きちんと圧力をかけてアイロンをかけるには、硬い台が必要になります。
友人の中にはベッドで掛けているという強者もいましたが・・・。
裁縫道具
中学校で使った裁縫道具があれば、洋裁は出来ます。
私の定規は裁縫道具に入っていたものです。大事に使うと長持ちするもんですね。
- 縫い針・待ち針
- 糸
- はさみ・糸切りはさみ
- 定規
- チャコペン ……等
これらをベースにして、足りないもの・便利なものを揃えていけばいいと思います。
色んなものを作っていくと、自然と必要な道具が必要になって、いつのまにか揃うはずです。
▼道具について下リンクで詳しく書いています。実際に使っている便利なものを紹介しています。
布
布買い
私はネットではあまり買いません。
実際に見て触って選びたいので、店舗で買う事が多いです。
ただ、近くに布屋さん手芸屋さんがなければ、ネットでももちろんいいと思います。
たくさんネットの布屋さんがあるので、口コミがいいものをSNSで探して、チャレンジするのも楽しそうです。
地直し
主に綿・麻・ウールしか縫った事がないのですが、全てに地直しが必要です。
縦糸と横糸を直角にするという事です。
布はだいたい、歪んでいて、真っすぐではないことが多いです。
そのまま使うと、柄が曲がってしまったり、形くずれします。
また、洗濯で縮まないように、水通しをして、あらかじめ縮めておきます。
布や麻だったら、しばらく水に付けてから、軽く脱水、日陰干し後、半乾きのうちにアイロンがけ。
ウールだったら、霧吹きで水をまんべんなくかけて、大きなビニール袋で一晩根寝かしてから、アイロンがけ。
ひと手間ですが、必ず地直ししましょう!
パターン(型紙)
洋裁本
自分でパターン(型紙)が作れるのであれば、それが一番です。
私は少しの補正くらいしかできないので、洋裁本に頼っています。
一からパターン引けるって、夢のようだよね!
自分にピッタリの服が作れちゃう!
今はたくさん出版されてるので、お気に入りが見つかると思いますよ!
▼洋裁本について下リンクで詳しく書いています。
市販のパターン屋さんの型紙
ネットで買う市販のパターン屋さんのものは、
洋裁本のものよりも難しそうですが、デザイン性があって魅力的です。
ただ、1着分で洋裁本1冊分くらいのお値段がするので、慎重になってしまいます。
一度試しに買ってみるのもいいかもね!
▼パターンショップについて下リンクで詳しく書いています。
習うか独学か
ソーイング教室に通うのだったら、作りたい服がきちんと作れるのかを調べてから慎重に決めましょう。
大きなスクールのような所だと、カリキュラムがあって、みんなと同時進行で同じものを作る事もあるかもしれません。
体験があれば、体験して雰囲気を見てから入会した方がいいと思います。
私は社会人になって、仕事終わりの夜にソーイング教室・パターン教室に1年くらい通いました。
でも、ソーイング教室はみんなで同じものを作らなければならず・・・。
パターン教室は先生が引くのを見て、同じように真似して引くだけ・・・。
ただ、ここまで洋裁熱を持続させる種を植え付けたくれたのは、この教室の時間だったと思います。
お金を払って、通って良かったかな・・と思います。
もちろん独学でも作れると思います。
今の世の中、洋裁本も分かりやすいし、
インスタグラムやYouTube などのSNSもある!
SNSでは洋裁の達人が、色々情報を発信してくれてます。
私は中学生の時に、簡単なものですけど、洋裁本を見て作ってました。
まずは作り始めてみることをおススメします!
作る快感を知ると、
どんどん楽しくなるはずです!
洋裁のコツ
縫いやすい布で縫う
最初から、ツルツルだったり、シフォンのような薄い生地とか難しい布でチャレンジするのは止めましょう!
そういう布に対して、アイロンやミシンを使いこなすのは、とても難しいと思います。
私は難しい布は縫えないし、まったく縫う気がしません。
最初は扱いやすい、綿や麻で、適度な厚みの生地がいいかと思います。
まずは難易度の低い布で、「作る」事に慣れましょう!
自分の既製服と比べる
サイズ感が分からない時は、自分が良く着る既製品と比べれば、分かりやすいです。
スカート丈、ブラウス丈はよく測って変更してます。
長さの調節だったら、簡単にできますね。
困ったときは、手持ちの服をすぐ測ろう!
SNSを活用する
作品が完成したら、インスタグラムやYouTubeなどで、是非発信してみて下さい。
周りに洋裁仲間がいなくても、SNSで発信すると反応があるので、とても嬉しいものです。
反応がなくてもよし!誰かは見てくれてる!って思ってます・・笑
そして、SNSでは、
洋裁達人たちが、何を作っているか、どのパターンを使っているかを知ることができます。
洋裁本には載ってない注意点や着画なんかも目にすることがあります。
是非是非、SNSを適宜使って、ソーイング生活楽しんで頂きたいです。
でも、SNSは程々にね!
自分の生活をメインに!
SNSに振り回されるなんて時間がモッタイナイです~
さいごに
自分のミシンを買ってから、20年以上
子どもの頃からの、手芸歴を足すと、30年以上
針と糸の世界にハマったり、遠のいたりもしつつ、この世界から抜け出すことはありませんでした。
コートの裏地の張り替えや喪服なんかも作ったりしました。
ほとんどレベルも上がらず、難しいものは一向に作れませんが、ずっと続けてきて良かったと思っています。
色んな方にも作る楽しさを知ってほしいなぁ・・という思いでいっぱいです!!!
エンジョイ!ソーイング!!!
コメント
洋裁に憧れつつ、いまだに一歩が踏み出せません。
本を買ってみたり、SNSで眺めてみたりするものの
自分の中のどこかに、いかにも手作りなものはちょっと…(年齢的に)という思いと
いきなり本格的なものは挫折したらな…という葛藤があるのかもしれません。
あちこちで水通しは大事と書いてありますが、物干しスペースも狭く
それもハードルになっているのかな。
でもレモンさんの励ましの言葉でいつか最初の一歩を
踏み出せたらいいな。これからも初心者の道標になるような記事を
楽しみにしてます。
momoco様
コメントありがとうございます。大変嬉しく拝見しました!!
私も、いかにも手づくりっぽい服はあまり好きではないので、momocoさんの葛藤がよく分かります。
でも、最初は作り上げる事を経験するとより楽しくなるので、まず一着簡単なものを作るのはいかがでしょうか?
シンプルな形でも、自分の好きな柄の生地で作ると、「自分のための服」が実感できるかと思います!
あと、水通しの件、悩ましいですよね。
私も、水通ししようとした日に雨だったり、他の洗濯物が多かったりします・・・笑。
物干しも限りがあるので、布を半分に折り畳んで干して、途中でひっくり返したりする事があります。
半乾きでアイロンをかければ大丈夫だと思います。
素人だし、技術もそんなにないのに、偉そうにスミマセン・・・。
でも、もし洋裁にご興味があれば、是非一度試しに作ってみてはいかがでしょうか?
近くに洋裁教室の体験とかあるといいのですが・・。
物づくりって、楽しいと思いますよ!
ステキなメッセージもありがとうございました!
とても嬉しかったです。