布屋さんに行くと、ついつい可愛い布を買ってしまう。
↓
帰ると似たような布がある。
↓
しばらく押し入れに入れておこう。
↓
バッグ作りたいけど、布ないよなぁ。
↓
買いに行こう!
↓
在庫布がどんどん増える・・・!!!
ってことはないでしょうか?
私も昔こんな感じでしたが、在庫布ノートをつけるとあまり困らなくなりました。
布はたくさんあるけど、使いこなせてないなぁって方に、オススメしたいです!
在庫布=罪庫布・・・っていうもんね。
「在庫布ノート」とは・・?
言葉通り、まさに「在庫として持っている布」についてのノートです。
作ろうと思ったきかっけは、インスタグラムで布についてノートにまとめている方がいたからです。
いいなぁと思って、自分なりに作ってみました。
- 布を小さく切って貼る
- 布の情報を書く
- 布の状態を書く
- 感想・プランを書く
- 購入店・価格を書く
- 使い終わったら、✖印をつける
- 使って余ったら、長さの訂正をする
だいたい上記の作業をしています。メモは出来る範囲で書く程度です。
最初に、持っている大量の布について、一気にまとめるのは少し大変かもしれません・・。
でも、一回まとめてしまえば、あとはメンテナンスを行うだけ!
布を使ったら、✖印や長さの訂正をする、布を買い足したら、ノートに追加するだけです。
▽実際には、こんな感じにメモしてます。
ね、適当でしょ!?
あ~、もっとキレイな字で書けばよかったなぁ・・
では、実際どんないい事があるか、説明してみようと思います。
「在庫布ノート」を作ると・・・
在庫布を把握できる
押し入れをひっくり返さなくていい!
「次は何作ろうかな・・」
「どんな布があるんだっけ・・」
って考える時、今までは、押し入れの収納ケース3つを取り出してきて、ひっくり返して生地を探してました。
取り出しやすい収納があればいいのですが、私の場合、昭和感満載のふた型の収納ケース・・。
引き出し型ではないから、狭い部屋は散らかり、足の踏み場がないくらい・・。
ちょっと布見たいだけなのに、毎回大変だったよね~
時間がもったいない!
ノートを付け始めてから、在庫布を把握できるので、収納ケースを散らかり倒す事が少なくなりました。
布を選びやすい
洋裁本から作りたい形が決まり、ピンポイントで布を選ぶ時、「在庫布ノート」には、巾×長さを書いているので、布を選びやすいです。
作りたい形を決めてから、押し入れをひっくり返して、巾と長さを測るのは大変!
布を測るのって、広げて、畳んで、結構疲れちゃうんだよね~
布の衝動買いが防げる
私には「今日は布を買いに行くぞ!」っていう日が、一年に一回くらいあります。
買うといっても3、4枚くらいですが、私にとっては一大イベント!
もう無駄な布を増やしたくないから、作りたい服を決めて、それに合った色や用尺をメモって、結構真剣です・・・笑
ちょっと遠いけど、日暮里まで行ってるね。
やっぱりたくさんお店があるから、魅力的!
意思を固めて布屋に入ると、作ろうとしていた服には合わないけど、
可愛い布が恐ろしい程たくさんあるんです!絶対に!・・・泣!!!
だもんで、「在庫布ノート」をパーッとみて、
「似たような布がないか」
「ほんとに買ってもいいか」
を冷静に考えるようにして、衝動買いを防いでいます。
衝動買いを抑えるには、効果を発揮しますよ!
でも、時々衝動買いしちゃうけどねぇ~
あっ、言っちゃった・・
買い物に便利
副資材を買いに行く時、例えばファスナーとかテープとか、色を合わせる為に布を持って行きますよね?
そんな時に、このノートがあれば楽チンです。改めて切る必要がない!
まっ、小さく布を切って持って行けばいい話ですけどね・・・。
何着か分の副資材をまとめて買う時なんかは、便利かなぁと思います。
小さく切った布って、すぐなくなっちゃうんだよね~
ちなみに、買い物に行く時、私は用尺を書いたメモも持参します。
よく作るデザインの用尺をメモしておくと、とても便利です。
記録になって、振り返りが出来る
洋服が完成してしまうと、その布はどこで買ったとか、素材は何だったかとか、分からなくなってしまいます。
でも、使った布が良く、同じ店で買いたくなっても、ノートがあれば確認できます。
また、価格も書いておくと、実際着てみてからの、布の割安感・割高感がわかるようになると思います。
記録があると、これからの布選びにとても役立ちますね。
布を買った場合は、すぐノートに書かないと忘れちゃうね。布を買った事でやり切った感が出てしまうのは、なぜだろう・・。
計画が立てやすい
私は、毎日通勤カバンに、このノート入れてます。
ちょっとした待ち時間が出来たら、これを眺めて、
「次はこれ作って・・・、これもいいかも~」
「冬の布はたくさんあるけど、つくってないなぁ・・」
と考えたりしてます。
ちゃんと持っている布が視覚化できているので、計画が立てやすいのです。
そして、
眺めているだけでも、楽しいのよねぇ
ノートの作り方
ノートを用意する
大きさは何でもOK!
持ち歩きしやすい大きさがいいと思います。
買い物行く時に持って行きやすいようにだねっ!?
私は無印のA5のノートを使っています。シンプルイズザベスト!
私はページを上下二つに分けて、1ページに二枚の布についてまとめる感じにしました。
見本の布を貼る
適当な大きさに切って、のり付けをする。
端っこを切っていますが、大柄の模様の布の時は、切った布片が無地になるので、なんのこっちゃ分かりません・・笑。
しょうがないので、「〇色と〇色の花柄有り」とか「〇〇模様」など、言葉で説明してます。
メモをする
- 素材
- 巾×長さ
- 購入店
- 購入価格
- 感想や布の状態(手触りがいい・とっておき!・古くてシミがある・・等)
- プラン(トップスがいい・ゴワゴワするからスカートかな・・等)
▽記入した布を使ったら、
- 布を使い切ったら、✖印をつける
- 全部使いきれなかったら、残りのm数を訂正する
私は上記の内容を書いたりしていますが、何でもいいと思います。
自分が必要だなと思った事を書けばいいですよね~
適当にまずは作ってみましょう!
ただ、巾と長さだけは絶対に書いた方がいいです!
これがあるととても便利なので、測るのは面倒臭いですが、一回やってしまえば後が楽チンですよ!
注意点
少し上に、副資材を買いに行くときに便利と書きました。
ただ、糸を買いに行くときは、布があんまりノートの真ん中に貼ってあると、
手芸店のサンプル長の糸は短いので、糸を布にのっけて、色を比べることは厳しいです。
この間、シャッペスパンを買いに行ったけど、糸が布にとどかなかった~。困ったよ。
なので、糸を買いに行くときは、また別に布をもう少し大きく切るか、布そのものをそのまま持って行って、選んだ方がいいです。。
まとめ
使ってみて思う事が、
「無駄遣いが減った」という事です。
お金の無駄遣いもですが、時間の無駄遣いも減ると思います。
最初に今持っている布をまとめるのは少し時間はかかりますが、あとは追加していけばいいだけ!
そのまとめる作業も、洋裁好きの方なら、きっと楽しめます!
洋裁ライフ、もっともっと楽しみましょう!
コメント