毎日忙しくて、なかなか洋裁の時間を取れない!って方いるのではないかと思います。
私も、休みになったら疲れ切っていたり、用事があったりで、
作りたい服はたくさんあっても、時間が取れない時期がありました。
そこで、10年ほど前、シャツがあんまりなくて、たくさん欲しかった時に、
同時に四着作って、時間短縮しよう!とやってみました。
ベースは同じシャツのパターン(型紙)で。
- 半袖・前見頃のみタックを入れる(白)
- 長袖(白)
- 半袖(白×グレーのチェック)
- 半袖(白×黒のギンガムチェック)
たぶん数か月くらいで、四着出来たので、なかなか効率化出来たと思います。
四着を一着ずつ作っていたら、一年くらいかかっていたかもしれません・・。
シャツは特に衿付けが苦手なので、まとめて作る事で、だいぶ最後の方はきれいに出来るようになりました。
シャツなんて、数年に一度くらいしか作らないから、なかなか慣れないもんね~
長くなりましたが、
今回は、「忙しいけど、洋裁したい!」って方に向けての記事です。
作り方
例えば2着同時に作るとします。
同時進行、つまり、同じ工程を2着分同時に行うだけです。
裁断はまとめて2着分して、
接着芯も2着同時に貼って、
衿も2着分同時に縫う・・・。
同じパーツを続けて縫うと、手も目も慣れて、2着目はきれいに縫えたりします・・笑。
失敗が少なくなるってとこもいいね!効率よくできてるって事!
条件
同じパターン(型紙)を使う
別に違う形のパターンを使ってもいいと思いますが、より効率化するなら、同じ形にしましょう。
それは、一度縫うとコツがつかめて、二着目以降縫う時にとてもスムーズに縫えるからです。
あと、私は洋裁本をいちいち確認しながら、縫い進めてますが、
同じ形だともう二着目以降のパーツを縫う時には、もう本を見なくて済むのです。
洋裁本って理解するのに、時間かかるもんね!見なくて縫えるのは楽チン!
同じミシン糸を使う
糸替えをしなくていいように、同じ色のミシン糸で縫える生地にしましょう。
今回の四着は、白・白と黒のギンガムチェック・白とグレーのチェックの生地だったので、白のシャッペスパンで縫いました。
ちなみに今回の生地は全て、日暮里繊維商店街の「安田商店3丁目店」さんで買いましたよ~
一度作った事のあるイケてるパターン(型紙)を使う
これは当たり前ですね。
作った事もないパターンを2着も作るなんてギャンブルはしない方がいいです。
一度作って、「もうこれ私の体にぴったり!」っていうパターンで挑みましょう!
注意点
糸調節をしなくていい生地を選ぶ
色は同じでも、生地が厚いのと薄いのでは、糸調節が必ず必要になるので、避けましょう。
今回私は全て麻で同じような厚みの生地にしました。
生地の材質・厚みは同じようなものを選びましょう。
糸調節は嫌~い!!
待ち針を多めに用意する
パーツが多いパターンだったら、足りなくなるかもしれません。
ちなみに、私は下のシルクピンを20年前から使ってます。
曲がったり錆びたりして、結構補充しているはずなのに、なかなか無くならないなぁと思っていたら、これ、2000本近く入っているみたい・・・。
こりゃ、おばあちゃんになるまで待ち針は買わなくて良さそうです。
ちなみに、待ち針の名前の由来は、縫い糸を待っているから「待ち針」らしいです(諸説あり)。なんて健気な・・・
まとめ
今回のやり方は、
時間がなくて、服もたくさん欲しいって人にオススメします!
楽しみながら、効率化できますように!
ソーイング楽しみましょう!!!
コメント
在庫布のコメントは大変参考になりました。効率性の高いコメントで早速、取り組みます。
辻俊子様
コメントありがとうございました。
どうしても布の在庫って増えてしまいますよね……。買ったもの全て作ればいいんですけどねぇ。なかなか。
楽しく効率的に洋裁楽しみましょう!