
布屋さんに行くと、可愛い柄の布がたくさんありますよね!
「これは・・・!」っていう可愛い柄に出会ったら、ギャザースカートを作ってみてはいかがでしょうか?
形に凝らなくても、柄が可愛いときは、シンプルな形でも素敵なスカートになります。
逆に、凝ったデザインよりも、ギャザースカートのようにシンプルな方が、生地の柄が活かされると思います。
さらに、ゴムのギャザースカートなら、パターン(型紙)なくても出来ちゃいます!
気軽に、手軽に出来るので、初心者の方は是非!!

パターンを写したり、切ったりしなくていいの!楽チンじゃ~ん!
ギャザースカートのいい所
すぐ出来る
ゴムのギャザースカートなら、あっという間です!!
全部直線縫いだし、横と上と下を縫って、単純に縫う所が少ない!
ポケットを付けたりしたら、大変ですが、私はギャザースカートにポケットは一切付けません・・。
面倒くさいから・・・笑
きちっとした感じのスカートにはなりませんが、カジュアルで十分という事であれば、簡単だし、いいと思います。

ゴムのギャザースカートなら、1日で出来ちゃうね!
もちろん、ファスナーを付けて、ウエストベルトを付けて・・・と少ししっかりしたギャザースカートもいいと思います。
ただ、
ウエストベルトと縫い合わせるとなると、パターン(型紙)は作った方がいいと思います。
合い印を付けたり、ファスナーの縫い止まりを印つけたり、パターンなしでは厳しいです。
その点、ゴムのギャザースカートは、前・後ろスカート本体でゴム通しの部分も作ってしまうので、ウエスト布と縫い合わせる必要ありません。

ゴムのギャザースカートだと、同じ大きさの2枚の布だけで、出来ちゃうんだよね
ゴムで簡単にギャザーがよる!
そして!
さらに!!
ゴムを通すことによって、勝手にギャザーが寄ってくれます・・笑
ウエストベルトを別に付けると、自分で均等にギャザーをぐるっと寄せないといけないので、少し大変なのですね。
ギャザーを寄せる工程を省けるのです!!
1枚目のギャザースカート挑戦だったら、カジュアルにゴムでもありだと思います。

最後に、ウエストを別布で取った、少し面倒くさいギャザースカートの写真もアップしますね!
サイズを気にしなくていい
あと、なんてったって、ゴムギャザースカートのいい所は、サイズを気にしなくていい!という所ですね。
ゴムだから、伸びますもんねぇ~
あんまりゴムが緩くても心配だし、きつくても苦しいので、
そこは試着しながら、加減を見ながらゴムを通せばいいのです。

多少太っても大丈夫!!!
むむっ・・危険な香りがするけど・・。
作ってみよう!
お手持ちによく履くスカートがあれば、それを参考に寸法を出していきましょう!
私はよく履くスカートのスカート丈を測って、新しい洋服を作るようにしてます。
ちなみに、今回のスカートの寸法を縫い代込みでザックリメモしてみました。
参考としていただければ・・・。


数字が見にくくてごめんなさい!
私が作った写真のゴムギャザースカートの出来上がり寸法は・・・
スカート丈:73cm・裾巾:93cm という事です。
ちなみに、約161cmの身長です。
ざっくり作り方をまとめると↓
①前スカート・後ろスカートを中表にして、縦を縫い合わせて、筒の状態にする。(左右の布端はロック・ジグザグミシンで処理。上下は折込むので不要)
↓
②ウエスト部、折り返してゴムが通る部分を作る。
(私は2.5cm×2段=5cm折り返してます。)
↓
③ゴムを通す。
↓
④裾をまつる。
(三つ折りでも、ロック・ジグザグミシンで二つ折りでも。私はロックミシンをかけて二つ折りをしています。)
完成!!
補足をすると、
②ですが、
太いゴムがあれば、もちろん1本でOKです。
その時は、ゴムの通る道は1つになるので、ゴムの太さに合わせて、折り返す寸法を少なくして下さい。
細いゴムであれば、2段通した方が、ウエストは安定しやすいです。
ちなみに、私が細いゴムにしたのは、ただ単に太いゴムが家になかったからです・・。
ソフト平ゴム(約5.7mm)を使い、一重じゃ不安だったので、二重にしてます。
なので、二重×二段なので、四本分のゴムが入っています。

洋裁本に載ってるギャザースカートは太いゴムをよく使ってる気がする…
やっぱり太いゴムの方がウエストが安定するね!
④の裾を始末するのは、最後がいいです。
ウエストが出来たら、必ず試着をして、長さを鏡で見ながら折り返す寸法を確認しましょう!
裾の長さって、とっても重要だと思ってます。
私も未だに自分に似合うスカート丈が分かりません・・。年によっても変わってくるし・・。
丈がかっこ悪いと、結局着なくなってしまいます。

少し長めに裁断して、似合う所探って行くのもアリだと思います!
注意点
スカートなので、生地が透けないか注意してください。
濃い色でも透けてしまう事は多々あります。
ただ、あんまりしっかりしすぎていても、ギャザーがゴワゴワになってしまうので、不向きです。
体に1枚の状態で当てて透けないか、ギャザーは寄せられそうか試してみましょう!
- 透けない程度にしっかりしている布
- 座る事を考えて、しわになりにくい布
裏地を付ければいい話ですが、私はほとんど裏地を付けていません・・。
面倒臭いからです。

また~!!!面倒くさいばっかりだねぇ・・。
はい、すみません、基本的に手抜きをしたい人間なもので・・。
「これは、もらったいい生地だから!」って時は頑張って付けましたが、普段は省略してます。
代わりに、グレーと黒のペチコートを2着持っているので、
それを裏なしのスカートの時には履いています。これ便利です!!

ペチコートっていうか・・・
着なくなったスカートの裏地ひっぺがえして、繕ったあれでしょ~!?
・・そうなんです。既製品の再利用のペチコートです。
裏地をはがして、ウエストやファスナー部分で切り離した所をまつって
ほどけないようにしただけです。
洋服を処分する時、使えそうだったら是非リメイクしてみてください。
応用編にチャレンジ

これはゴムギャザーじゃなくて、別布でウエストベルトを作り、コンシールファスナーを付けてみました。
この生地は、私にはとても高かったのですが、どうしても欲しくなって、2日連続お店に行って、清水の舞台から飛び降りてみました。
せっかく頑張って買ったので、頑張ってベルト付きにしてみました!

この生地は高かったけど、気に入ってるから、後悔してないもんね!!
洋裁本に載ってるウエストゴムのスカートも見てみよう!
洋裁本の型紙も使ってみました。
3型作ってみましたが、どれも少しずつ違って、どれも好きです。
△画像をクリックすると記事にリンクします
△画像をクリックすると記事にリンクします
△画像をクリックすると記事にリンクします
まとめ
ゴムのウエストのスカートは作るのも着るのも楽チン!
気軽に作れるので、1着目の手作りスカートには最適です。
- 透けない布、しわになりにくい布を選びましょう。
体に当ててみて、足のラインが透けて見えたらNG。手でクシャって握って、しわっしわっになるようだったらNG。 - 作成途中で試着をして、ゴムの長さ・丈の長さを決めるのが無難です。
- 丈の長さは難しいから、少し長めに裁断しておきましょう。
まずは安い布で試して、いい感じのができたら、既製品では売ってないようなちょっと可愛い柄物で作るのはいかがでしょう?

上はTシャツやタートルネックでシンプルに、下に大柄模様ののギャザースカートで・・・なんて好きだなぁ。
是非是非、世界で一つだけの簡単スカート、作ってみましょう!
おすすめ洋裁本のまとめ記事

おすすめ型紙のまとめ記事

コメント