作る編
手縫い糸にアイロンをかける
糸巻きに巻かれている手縫い糸を使うとき、糸には糸巻きの折れ癖が残っています。
私はよくボタン付けで、シルコートを使いますが、シルコートはくっきり跡が付いています。
一応針でしごいて、癖を取ろうとしてますが、なかなか頑固です。
そのまま使うと、絡まったり、変なところで結び目が出来てしまったりするから、ちょっとストレスを感じるのよね…
そんな時は、アイロンをかけると簡単に真っ直ぐになります。
アイロンをかける前
糸の上にアイロンを乗せて、糸を引き抜く。
アイロンをかけた後
これだけです!超簡単!
ひと手間かかりますが、絡まった糸をほどく時間を考えれば、なんてことはありません。
これは目から鱗でしたので、是非お試しください。
なんと!これは保険の営業さんに教えてもらいました!
パターン写す時は白い紙を敷く
パターンを洋裁本から写すとき、作業机が濃い色の机だったら、白い紙を敷きましょう。
そうすると、パターンの写すべき線が見えやすくなります。
私の机は焦げ茶で、とても見づらく、必ず白い紙を敷くようにしています。
薄い紙だとすぐ破れてしまうので、少し厚めのA1の紙を下に敷く専用の紙として買いました。
白い机だったら、分かりやすいのかなぁ。
布の表裏分かりにくいときはチャコとシールを活用!
無地で表裏が分からなくなりそうなときは、裁断前にチャコやシールで印を付けておきましょう。
私は適当な間隔で斜めにザっとチャコで印を付けます。
間隔が広いと、襟やポケットなどの小さいパーツに線がかからないことがあるので、その場合は裁断してパターンから外すときに注意しましょう。
ちゃんとチャコ線が入っているか確認!
線を入れるのが面倒臭ければ、シールを貼ることもあります。
また、白地や薄地でチャコが透けてしまうようなときは、シールを使っています。
裁断してから、表なら表、裏なら裏と決めて、貼りましょう。
丸いシールが貼りやすかったですよ。
ただ、布によっては、シールはすぐ剥がれてしまうことがあるので、注意しましょう。
ポリエステルの喪服を作ったときは、くっつかなかったなぁ…
ちなみに…
左右が分かりにくくなる時も、シールを使ったりします。
袖の前後をはっきりさせるために、シールにL・Rをマジックで書いて貼ると、都度確認する手間が省けますよ!
左右ある時は一度に縫う
左右対の物があるときは、間をおかずに、左右一気に縫った方がいいです。
なぜなら、時間を置くと、感覚を忘れてしまうからです。
気を付けて縫ったところやその感覚をつい忘れてしまいます。
続けて縫ったほうが効率的で早い、時間を節約できるということもありますが、見た目に関わってきます。
例えば、カフスとか袖付け、左右対称のデザインとかです。
特に肩、袖付けはイセやギャザー、タックの入り方が左右で違ってしまうと、目立ちます。
カフスなら何だか違っても、ほとんど気になりませんが、袖付けや、お尻のポケット付け、首回りの左右対称のデザイン等、少し付ける位置がずれてしまったら、おかしくなりますね。
左右ある物は、一気に!ガンバル!
道具編
しつけ糸は紙で巻く
しつけ糸を引き抜くときに、残った糸がバラバラにならないように、糸などでまとめたりすると思います。
でも、糸などで部分的に固定すると、残りの糸がバサバサとなりやすいです。
家政科の授業では糸で縛ってたよね〜
糸ではなく、紙で全体をがっちり巻いて固定すると、扱いやすいです。
そうすると、糸がバラバラになることはなく、シュッとサッと1本糸が引き抜けます。
しつけ糸の紙の巻き方
①しつけ糸(しろも)
買ってきた状態はねじれている
1か所束ねている糸があるが、それはまだ切らない。
②ほどいて1か所ヒモで結ぶ(青いヒモを使っています)
③紙で巻いて止める
写真はA3のコピー用紙
④最初から束ねてあった糸を切り、
しつけ糸の輪っかの部分を切る
接着芯をアイロン付けるときはクッキングシート!
接着芯をアイロンで付けるとき、あて布としてクッキングシートを使っています。
何回も使えるし、クッキングシートは接着芯が付いてしまっても、比較的簡単にはがせるから、超!便利です!
料理をしても大丈夫なくらいなので、もちろんアイロンの熱にも耐えられます。
そして、上の写真のように、透けて布が見えるのもいいですね。狙いやすいです。
これはインスタの洋裁達人さんがやってた裏技だよね。真似っ子!
整理術
布を買う時のために用尺メモを作ろう
布屋さんに行って、可愛い布が見つかった時、いざ買おうとすると、
「あれ?あのワンピースって何m買えばいいんだっけ?」
って困る事ありませんか?
私はなるべく残布を出したくないので、ギリギリを攻めたいタイプ!
でも、足りなくて、また買いに来るのも絶対に嫌だ!
ということで、思い付いたのが、よく作るお気に入りのパターンや作りたい形の用尺をメモしていくという事です。
行くたびにそこら辺の紙にメモするのも面倒臭いので、ノートに貼り付けて持って行っています。
さらに、見つけやすいように、用尺と合わせてイラストを描いておくと、ひと目で分かりやすいです。
在庫布ノートを作る
在庫布が多いので、今どんな布がどれくらいあるか をノートに記入しています。
何か服を作りたくなったら、まずこの在庫布ノートをチェック!
これ大事!すぐに買おうとしないよっ!分かってる!?
作りたいものと在庫布ノートにある布が合えば、在庫布で作れるという事。至極シンプル!
もしなければ、不本意ですが、買いに行くしかありません。(イヤ…結構好きです、布買い。…大好きです泣!)
- 「透ける」とか「スカート向き」とか気づいた事も書いておく
- 布を小さく切って、生地巾とm数、価格、購入店などを記入
- 使い終わったら、バツ印を付ける
作ったあとは記録しておく
少し面倒くさいかもしれませんが、全部作り終わったら、気づいたことを記録しよう!ということです。
なぜなら、また同じパターンで作る時に、失敗した事なんて、すっかり忘れてしまうからです。
- どこか難しかったか
- アレンジした所はどこか
- パターンは良かったのか悪かったのか
などなど…
覚えているうちに記録しておきましょう!未来の自分のために…
これはほんとにオススメです!
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